久しぶり 家での昼間

 昼間の家、久しぶりで嬉しい。連日あちらこちらで美味しいもの戴いているから、胃を休めようと思うけど、家にいるとなぜか食欲がわく。今日は涼しいからなおさら。夏野菜は勢い豊か、野菜を食べる。
 冷たいお蕎麦に冷たいゆで野菜や鶏肉をのせて、お手製ダシ(煮干し、鰹節、焼酎、ネギだしの醤油ダシ)にミョウガとシソとネギを加えた特製めんつゆをかけて食べる。冷やし中華でなく冷やし蕎麦、すっごく美味しかった。これは「冷やしジャパン」と命名した。
 もう一品はズッキーニも入ってる野菜だらけちょっと豚肉の手作り餃子。ああ、熱々の餃子と冷たい水が美味しい。
 昼ご飯を食べてお昼寝をしながら、空を見上げる。青い空と一緒に緑の木々が視界にはいる。やっぱりいい季節だ。お盆を過ぎて急に涼しくなった。晩夏の空に響く蝉の声が少し切ない。
Dsc02126Dsc02128Dsc02112

| | コメント (0)

発眼卵放流のこと

久しぶりの更新。夏が駆け抜けている。

少し涼しくなった夜、清里で夏の宴。18℃、夜の森は少し肌寒かった。鎌倉の文化人SA氏と、猛禽類など野生生物の研究をしている自然専門家のSU氏との再会。美味しいお酒とAさんの絶品手料理で、晩夏の夜を過ごした。

SU氏の話で印象に残ったことがあった。
発眼卵放流のこと。渓流釣りをはじめた心にずしんときた。
岩魚など魚の数を減らさないようにと、稚魚放流よりもっと効率的に魚が増えるよう培養した卵を上流で放している。
尾びれなどの形のいい岩魚を釣りたい渓流釣りマニア達がここ何年か全国各地の川で行なっていること。

発眼卵放流を行なうと、岩魚の個体数は一時的に増えるが、それは同じ時に生まれた同じサイズの岩魚だけが異常に増えているということで、もともと生息していた30センチを越す生殖能力の高い遺伝子をもつ岩魚などを、同期の岩魚達が量の勢いで駆逐してしまい、結局は絶滅しやすい環境にしてしまうのだという。自然の営みは一年でできあがるのでなく、長生きしている魚も生まれたばかりの魚もいて、それらのエサがあって絶妙に保たれている。
 釣った魚のサイズでリリースする約束事も今の日本では「小さいもの」と決めているが、本来は30センチを越すメスの岩魚など「大きいもの」こそリリースすべきだ、など…。

 生態系のピラミッドはガラス細工のように繊細で人間の思考回路ほど単純なものではない。人間が手を加えてバランスを操ることなど不可能に近い。

 そういった自然との調和を欠いた遊び方をしないよう、手を合わせて川にはいろうと、つくづく思った。
 なにごとも過度はよくない。自然の一部の人間の私として、数匹を恵んでもらおう、だから釣りの腕はあげずに?…これからもぼちぼちと美しい渓谷へ釣りに行こう、となどと思った。

 自然との付き合い方は奥が深い。農業も同じ。人間との付き合いと同じ。どれもこれもいのちとのつきあいなんだ、ゆるゆると思いながら嬬恋の地ビールを飲んでいた。

 アライグマラスカルの話から、農業の話まで、夜な夜ないろんなことを話しているうちにあっというまに午前0時。
 SA氏もSU氏も、あいかわらずかっこいい。静かで無邪気な雰囲気と心からの笑顔が素敵だ。鎌倉の文化人SA氏、夏の終わり海の家でジャズライブをするとのこと。聴きに行きたいけどなあ。

 お盆過ぎて急に涼しくなった。夏を浴びた草や木も虫や動物も、静かに動き始める。実りの秋に向けて。晩夏。いい季節です。

| | コメント (0)

雷雨の夜に。

 土が渇いて、雨が欲しいなあと思いながら過ごしていた。畑の茄子が水が欲しそうな様子。夕方の立派な雲に期待しながら、ハワイよりも気温が高いという山梨の夏、47℃。暑い一日に汗をぽろぽろ出していた。暑い中、今日はジャムを煮詰めていた。大好評の桃のジャム…。
 夕方に近所の塩沢温泉に行って、ぬるい源泉に一時間程つかっていたら心底さっぱりした。急にお腹がすいた。スタミナをつけるべく、生ビールと焼き肉を求めて隣町の「焼き肉とよしげ」へ向かい、魅惑の上ロースで体力回復した。おかみさんのいつものように気前のいいサービスに心癒された。

 夜になって、突然に恵みの雨が降った。夜空は青く光り、雨が激しく降ってきた。土もアスファルトも少しずつ冷えてくる。どしゃぶりの中、山道を車で走ると何もかも冷えていくようで、心地よかった。
 家についても、窓から稲光を見て轟音を聞いて涼んでいた。雷の色と音は夏の夜には心地よい。
 涼しい風が窓から家に入って来た。今夜はとても心地よく眠れそう。日に日に秋に近づく夏の盛りは、なんともいい季節。雨の香りも雨に濡れた草木の香りも、明日の暑さを予感させる。それもまた夏らしい。
 大地が冷えた後の、明日の朝がとても楽しみ。空気の澄んだ快晴の朝かな。楽しみに眠ろうと思う。

 日々、来客続き。夏はとうぶん大家族のような賑やかな日が続く。それもまた夏らしく、夏がどっと過ぎていく感じを一層加速させる。雨が降って少しほっとした。おやすみなさい。

|

土用鰻と団扇の夜

 蒸し暑い夏の夜に虫がじりじりと鳴く。土用の丑の日に鰻を食べる風習ができたのは、平賀源内が鰻屋から宣伝を頼まれて夏バテの薬になると言ったことから始まった…なんていう説もあるようだけれど…、やっぱりこの暑い盛りに鰻を食べると元気が出ることに間違いはなかった。
 今年も、炭火で暑いなかぱたぱたと焼く恒例の美味しい鰻の蒲焼きをK子さんから戴いた。ふっくらしていて、見ても食べても美味しい鰻の蒲焼きだった。鰻の産地偽装やらでごたごたしているが、食べればわかる味と感触香りだった。久しぶりに食べる鰻にむかって、うなぎってこんなに美味しかったけ?と言う。
 夏の夜。畑で採れた野菜のみそ汁(土用蜆は腹の薬という…シジミのみそ汁だったらよかったのかな?)とぬか漬けと…、夏の夜らしい夏の夜。団扇と冷たいデラウェアに気持ちだけでも涼みながら、風鈴が欲しいなあと思った。最近は元気がでてばかりいる。自然のおかげさま。
Dsc02053Dsc02058

|

本日も渓流釣り 岩魚よ岩魚!

P1000433_2

  石空川渓谷へ渓流釣りへ出掛ける。今日は本格的に朝から夕方まで。上流まで渓谷を登った。前日の夜には「上州屋」で竿、糸、しかけ諸々の釣り道具を揃え、ついにウェーダーまで買ってしまった。嬉しくて着て寝ようと思ったくらい、興奮の前夜。完全に渓流釣りに心奪われている。
 朝から曇り空、岩魚釣りには最適な陽気。木漏れ陽が少し溢れる森の川を登って行った。

P1000463P1000440P1000436

師匠のA氏と小説家K氏とT君と私の4名。朝9時半に待ち合わせて石空川へ。渓流釣りではちょっと大人数の私たち。エサとなる蜉蝣の幼虫を川石をひっくり返して川底から集める。静かに静かに興奮押さえて渓流を登って行った。水は冷たくて森の中はとても涼やか。目にも肌にも涼しい透き通った水。花崗岩の岩肌と白砂には一層水の透明さが映える。透明の川底に岩魚の姿は見えない。

P1000441

気合いを入れすぎたのか、岩魚の姿は見えない。警戒されている?
静かに岩陰にかくれて糸を川に流すが、流れるばかり。少し川の流れが読めるようになってきた。岩魚のいそうな場所の推測もできるようになってきた。でも…岩魚は釣れない。ちょっと釣れても逃げられた。まだ水圧での引きと魚の引きの感触の見分けがつかない。何度も川の流れに糸を入れるので、少し投げるのが上達した。目が合うと怖かったエサも一人でつけられるようになった。そんなこんなで、諦めて帰ろうとした最後の最後に20センチの岩魚を釣り上げた。一気にテンションが最高点に。一日歩いたにも関わらず体の中で眠っていた元気が炸裂した。

 それからの私は最強で、疲れたという皆を口説いて、七輪で炭をおこして焼いて食べたいという気持ちを貫いた。結局、夜に小淵沢のK氏邸で集い、七輪を囲んでビールで乾杯会をすることになった。
P1000462P1000445P1000429

| | コメント (0)

夏の収穫三昧。茄子胡瓜人参もりもり

 茄子ができて感動しているうちに、カリフラワーやスティックセニョール…、春に種をうえたあらゆる野菜が実をつけだした。葉を食べ、根を食べ、実を食べ、カラフルな夏野菜の季節が本番となってきた。
Dsc02040Dsc02046Dsc02044Dsc02041
 


初茄子は定番の茄子炒りに。千切りシソと味噌の味。とろりと甘い茄子にうっとり。

|

夏の野菜収穫三昧。メークイン

 掘ったジャガイモを干す。豪農のような大きな一軒家に暮らしているわけでない私は、狭い我が家の床に足の踏み場も無い程にジャガイモを並べた。ちゃんと乾かさないと腐ってしまうから。しばらくはジャガイモとともに暮らす。本日はメークイン達。

Dsc02047
Dsc02048

| | コメント (0)

梅雨明けて 昼下がりに

 同じ暑い一日でも、梅雨があけると爽やかに暑い。とはいえ暑い。木陰で涼しいと思いながら過ごしているのに、ふとみた温度計が35℃。ふいに笑ってしまうのはどうしてだろう。
 
 おとといの夜、ふとみた空の満月がとても目映くて、胸がちょっと痛くなった。こういうのを切ないというのでしょう。
 
 鍵を忘れて家に入れず、炎天下で本を読んだ。シェークスピアの『ロミオとジュリエット』、炎天下で燃えるロミオの情熱に、汗をかきながら、台詞の面白さに魅了された。ロミオは登場の瞬間から面白い人…。
 
ベンヴォーリオ おはよう、ロミオ君
ロミオ まだそんなに早いのかね?
ベンヴォーリオ 九時を打ったばかりだ。
ロミオ そうか、憂いに永き日の思いか。今、あの急いで行ったのは親父だね?
ベンヴォーリオ そうだ。だが、それにしても何の憂いで日が永いのだ?
ロミオ わがものとなれば時も忘れる、そのあるものがないためさ。
ベンヴォーリオ 恋か?
ロミオ いや、恋のーー。
ベンヴォーリオ かなわぬ嘆きだな?
ロミオ わが思う人の思わぬその恨みさ。
ベンヴォーリオ やれやれ、よそ目にはしおらしいあの恋が、正体は、これほどむごい悪性者だとはなあ!
ロミオ それにしても、常住目かくしのはずの恋の奴めが、目は無くとも、思いのままに目当ての胸に忍び込むとはなあ! おい、何処で食事をする?そうだ、どんな喧嘩だったのだ?なに、いや、もう結構、みんな聞いて知っている。憎しみ故の騒ぎも騒ぎだが、もっと苦しいのは恋故の悩みさ。そういえば、諍いながらの愛、愛する故の憎しみ…ああ、そもそもが無から生まれた有…心沈む浮気の恋…、大真面目の戯れ心…外目は美しい物みなのつくり出す醜い混沌… …省…
ロミオ …省…恋とはね、いわば深いため息とともに立ち昇る煙、浄められては、恋人の瞳に閃く火ともなれば、乱されては、恋人の涙に溢れる大海ともなる。それだけのものさ。ひどく分別くさい狂気、息の根もとまる苦汁かと思えば、生命を養う甘露でもある。じゃ、失敬、ベンヴォーリオ。
ベンヴォーリオ 待て、僕も一緒に行く。こんな風で、置いてきぼりにして行くなんて、ひどいぜ、君。
ロミオ 僕の方こそ迷い子なんだよ。ここにあって、ここにあらず。これはもうロミオじゃない。ロミオは何処かほかにいる。
『ロミオとジュリエット』中野好夫訳 第一幕第一場 ロミオ登場。より
 
 夏に扇風機で熱風をかき混ぜながら、時折、森から流れる涼しい風をラッキーと思いながら、読書を続けるのは、とても気持ちよい。シャワーを浴びて枕を1つ出したら、そのままお昼寝になってしまう。
 今日は昼に畑へ行った。玉の汗をかきながら、カリフラワーと茄子とスティックセニョールと人参とキュウリとトマトを収穫した。ぽとぽと流れる汗がとてもきもちよくて、地面と一体になって、そのうち溶けてしまうと思った。
 いつのまにか、ミョウガの葉が伸びていた。メロンが2つ成っていた。

 愛は万人に、信頼は少数の人に。シェークスピア 
 
 そう言った彼の想いをリアルに切なく思う…今日この頃。

 梅雨明け、空が揺れているように晴れている。また渓流釣りに行きたくなった…。今夜は、N氏とK子さんのバースデイパーティー、清里へゆく予定…。楽しみ。


|

夏は夜

 夏は夜 月の頃はさらなり 闇もなほ 『枕草子』

 とてもゆっくりと静かに夜がくる、その空気の静かな感じや、急に虫が空を震わすように鳴きだすのも、黒くなった森のシルエットも、白い月が紺の夏の夜に涼しげに光るのも、とても美しいと思う。ぐったりとした暑い夏に涼やかな夜がくることはとてもほっとする。
 とはいえ…、今夜は白州の空気も蒸している。
空も薄い雲に覆われてもう大きくなっている筈の月が見えない。クーラーの無い我が家の夜に熱風がこもる。堪えるのみ。

 熱帯夜らしい夜は久しぶりのこと。窓を開けていると虫の音が響いてくる。夜の若い稲の香りがするような気がする。夕方からルバーブのジャムを煮ていたからか、今夜の部屋の中はやけに暑い。堪えるのみ。

 今日は尾白川渓谷に出かけ、川縁でお弁当を食べた。白い砂底が透き通る澄んだ水に足を浸す。とても冷たかった。最近ずっと考えていること。を考えながら。ずっと活字を追っていてわからなくなってきたこと、混乱したりして。私がよくわかるのは肌が求めるもの。永遠も一瞬もわからない。あるのは実感。そして活字が実感になる。一瞬と活字と永遠。なんだ?
 生きてる毎日の心をどうしようか。冷たい川に肌を浸すと、体の芯がすうっとしてどこまでも眠りたくなった。
 昨日も今日も来客続きで忙しい日が続く。体力も回復してきた。気力がでてきた。ずく。
 
 夜は週末に掘ったじゃがいもをベランダに干した。蒸し暑い日が続いているせいか、腐りかけたじゃがいもがいくつもあり悪臭を放つ。選別をしながら風にあてる。夜も20℃を越す季節はなんでもてきぱきしないと、ものが腐る。せっかくつくったじゃがいもを大切にする。今はそれが急務。
 
 Dsc01959Dsc01955Dsc01963Dsc01956Dsc01957Dsc01966

|

渓流釣り 岩魚

 先月末から体調を崩し、休養をしていた。夏に向けてしっかり心と体の休憩ができたのが何よりだった。今週から活動開始。
 午後から師匠A氏とT君と渓流釣りに近くの石空(いしうとろ)川に出掛ける。夏の石空川は水も緑も澄んでいた。涼しい空気と冷たい水の中を登りながら岩魚釣りをした。
 初めての渓流岩魚釣り、川の流れと形をよく視ながら岩魚の行動を読んで、竿を投げる。川の流れにまかせて糸を流す。岩魚にこちらの姿を見られてはいけない。静かにそっと糸を投げる、それを繰り返しながら渓谷を登る。
 自分の気持ちがみるみる元気になっていくのを感じた。狩猟本能が目覚めたのか、冷たい水が心までしみたのか、久しぶりに心から楽しい!と思っていっぱい笑った。
 澄んだ水に目をこらして、白い砂底を踏みしめて水の中、石の上を歩く。
 私は2匹の岩魚を釣った。すぐにはらわたを抜いて川の水で洗って、大切にもって帰って塩焼きにした。

Dsc02009Dsc01998Dsc02036Dsc02030Dsc02008Dsc01985Dsc02014Dsc02022Dsc01999

| | コメント (0)

鮭と野菜の混ぜ寿司とポテトサラダを。

 これ絶品だった!創作混ぜ野菜寿司をつくってみた。レシピ;お米は昆布のかわりに生椎茸をスライスして加えて炊き(ここがポイント!)、寿司飯をつくる。軽く茹でてスライスしたミニ人参、細かく切った紫蘇、いり胡麻、ちょうどあった富山から送って頂いた脂のったシャケを焼いてほぐして、全部一緒に寿司飯と混ぜる。紫蘇の味も人参の味も椎茸の味も強くやわらかに混ざり合う。胡麻と鮭は今回はちょっと脇役。とはいえ、トロッとした焼き具合と脂具合の美味しい鮭だった。
 堀ったジャガイモを食べてみようとポテトサラダをつくる。本当はジャガイモは少し陰干ししてからの方が美味しいと言われているが、食べてみなくちゃわからないから食べてみた。ら、ちゃんと美味しい。甘くて味が強い美味しいジャガイモに感激した。採れたキュウリも切ってカブも茹でてポテトサラダにいれた。
 あとはもういろんな採れた野菜をコンソメ薄味で煮込んで、常用副菜に。野菜の種類が増えると食卓も賑やかになって嬉しい。
 農業はいい。農業はいい。今日はつくづくそう思った。ちょっと遅い夜ご飯を食べて、涼しい夜にいい季節だなあとつくづく感じる。
 風邪をひいたようで、熱っぽくてだるい。ずっとくしゃみばかりしている。野菜を食べて寝よう。タフなようで極めて繊細な?私。

Dsc01924_2Dsc01919_2

| | トラックバック (0)

土の上はエキサイティング。

 梅雨の合間の晴れ、白い雲と青い空が気持ちがいい。
 夕方、畑にでかけた。
 野菜達は雨の下でぐんぐん伸びていた。なんとキュウリができていた。可愛くって感激した。赤紫蘇もちゃんと赤くなっている。大興奮で畑をうろうろしながら、宝物さがし。トウモロコシのおしべとめしべができている…。南瓜の葉が伸びつるが伸び、小さな南瓜の赤ちゃんができていた。
 ジャガイモのずいぶん大きな茎と葉、試しに一茎抜いてみた、掘ってみた…ら、なんと大きなジャガイモがごろんごろんとでてきた!大きなキタアカリがいくつもいくつも…。すごい、ちゃんとできている。こんなにたくさん。
 カブもチンゲンサイもいいサイズ、赤紫蘇はまだ小さいけれど、青紫蘇はいいサイズ。人参はすっごく小さいけど色も形も人参!収穫、収穫の楽しい夕暮れだった。
 野菜だけじゃなくて、一緒に雑草もぐんぐん育つ伸びる…、ミニカリフラワーとキャベツの畝にびっしりと生える雑草をざっくざっくと抜き続け、すっきりさっぱりした。また、明日、ゆっくり収穫しよう。っと。
  
Dsc01904Dsc01903Dsc01910Dsc01911Dsc01913Dsc01916Dsc01917Dsc01907Dsc01905_2

| | トラックバック (0)

初夏の岩魚。いいサイズ。

 週末は小淵沢の小説家K氏の家で岩魚を食べた。K氏と遊びの師匠A氏が小武川渓谷へ渓流釣りへ行き、その獲得物でBBQをするからということで。
 ぴかんぴかんと光る岩魚。まだ水が冷たいから少し黒い肌をした岩魚を塩焼きにして食べた。久々の岩魚の味に感激して、いつものことお酒もすすんだ。久々に焼酎を飲んだ。K氏が九州に取材旅行で手に入れたという限定品芋焼酎「霧島」。ちょっとした苦みがすぐに甘みに変わり、口の中で心地よく香る美味しいお酒だった。
 いつもだけど、K氏の家にいくと、美味しいものがいっぱい。チーズが美味しくて、いつもながら遠慮を知らずに食べ続けた。芋豚…とやらも美味しかった。渓流釣りの珍道中、カナダ取材、九州取材の話、彼のエッセイを読んでいるような心弾む笑い話を聞きながら、朗らかな夜が更けていった。  
 K氏は憧れの作家さん。いつも少年のような眼差しで心静かにはしゃいでいる。居心地のいい素敵な人。小説家…、小説が映画化されるとこんなに美味しい暮らしができるのか…、と単純に心から羨ましいなあと思いながらいつも帰ってくる…。
 とはいえ、なんだかほっとした夜だった。自分が書きたいもの、創りたいもの、は、大切にしよう。自分の速度には逆らえないのだと思った。
 
 
Dsc01893Dsc01896Dsc01897

| | トラックバック (0)

「KAZARI展 日本美の情熱」の、こと。

 頭に残っている美しいもののこと。今週月曜日に観に行った「KAZARI展 日本美の情熱」。

 縄文土器の魅惑的な飾りたて。?。どうしてそんな風に飾ったんでしょう。と縄文人から江戸人の遊び心?いや、飾り心に想いを馳せながら、その発想とそれをかたちにする職人の技術とセンスに感激した。
 戦国時代、生きるか死ぬかの戦いの場での飾り。どうして!でも面白い美しい兜や鎧には釘付けになった。お洒落なんだよね。ってこと。
 サントリー美術館の前回の展覧会「ガレ展」の時にも感じた日本人の草木や小動物をモチーフにした小さな命に対する繊細な美の視点、今回もその視点を感じた。びしびし刺激を受けた。なんというか共感した共鳴した。桐の葉、兎の耳、梅の木、松の葉、なめくじのフォルム、鹿、蝶、猿、髑髏…。美しい発想やフォルムのあらゆるモチーフはこの気候で育まれる命や生活のかたち。私の美観のDNAでもある、と思った。
 とても面白かった、楽しかった、興奮した!心から「これはおすすめ」です。
 東京にいる方は是非行って観てください!ほんと〜に面白いです。視覚的に素直に面白い。
 KAZARI展〜日本美の情熱〜 7月13日(日)まで。
 サントリー美術館 六本木東京ミッドタウン ガレリア3階 
  

 ちょっとお茶をする感覚で美しいものをみる、という美術館のありかたはとてもいいと思う。サントリー美術館は商業施設内にあるというのがとてもいい。美しいものは簡単には生まれない、でもそれがつまっている宝箱、それが美術館。静かで美しい空間に、ただただほっとする。
 


 
 

| | トラックバック (0)

家にいる楽しさよ。

 今日は晴れ。空が青い。水曜日から一歩も外に出ずに、家の中で過ごしている。久しぶりに体中の緊張感がなくなり、ようやく自分らしく生きている。とても気持ちがいい。月末が締め切りのコンクールに向けて書き続けている。書こうと思っていたテーマと人間との時間経過をどう描けばいいのかわからなくなってきた。書き直しかなあ? …。
 目の前に具体的な目標があると、自分のことがよくわかる。何をしたいのか、何ができるのか、何かできないのか。

 窓を全開に空けているから、空気がとてもいい。湿度がないさらっとした風が心地よく、頭の中の酸素が十分にあって快調である。
 家にいると食事ばかり作っている。大収穫のカブ、ズッキーニ、玉葱をごっそりと煮込んだ。カブはやさしい甘さでほっくりと香りごと楽しむには煮込むのが一番。一日に何個カブを食べているんだろう?10個くらいかも。久々に長い休暇旅行に来たような家での生活。ひきこもりになりそうだ。
 ちょっと息抜き、このページのデザインもちょっと変えてみる。素敵でしょ。


Dsc01862Dsc01853Dsc01851Dsc01856Dsc01860Dsc01859

| | トラックバック (0)

雷が鳴りそうな夕方

 曇りの夕方。ずっと家にいるから、窓全開の部屋のなかから、外の空気を感じる。
ベランダからみえる家の前の森が真っ暗にみえる、暗い夕方。梅雨の夕方。雷が鳴りそうなそんな暗い夕方に、私はのんびりとしている。
 久々に大好きな志賀直哉の小説に読み耽る。シナリオを勉強してから、初めてじっくり読んだ気がする。私の中では志賀直哉の世界は、最もシナリオとは違う世界だと思い込んでいたけれど、そうでもない。そういえば、私の大好きな志賀作品のひとつ『赤西蠣太』は伊丹万作監督によって映画化されていたし。私の好きな片倉千恵蔵が主演で。
 思い込みってもったいないと思う。なんだかこの1年半、技術を習得しよう腕をあげようと必死になって、自分に足りないものをやけに大切にしていた。技術を習得するまではとにかく吸収しようと、なんとなく自分らしくない世界を需要視していた。どこかではわかっていたけれど、心の奥の叫びはちょっと黙ってもらっていた。面白いもの、興奮するもの、に正直になろう。
 私らしい私の好きなシナリオというものをちゃんと考えようと思った。教えられたことを必要以上に解釈して強く思い込んでいてはいけない。物語るということにジャンルはない。私がつくりたいもの。好きなもの。これを大切にしよう。小説でも、脚本でも。描きたいのは人間の心。私の場合。
 と、曇りの静かな夕方につくづく思った。
 
Dsc01857Dsc01865

| | トラックバック (0)

公衆電話がない!歩けども。

 公衆電話なんてなかった。だから私は歩き続けた。小淵沢駅から公衆電話を見つけるまでのちいさな散歩はいつのまにか大きな旅になってきた。
 最初はまだ明るいツツジの咲き乱れる道にツツジの蜜の香りを感じながら、余裕いっぱいだった。30分あるいてもまだ余裕。さすがに、ヒールで歩くのはつらいので、裸足で歩いた。どこが痛くない道か探しながら歩いた。アスファルトの道には小石や砂利が多く少し痛かった。白い線の上はコーティングされていて痛くなかった。いつも裸足の動物の気持ちを感じてまだ余裕だった。

 どんどん暗くなってきた時、ふと、猿の集団に襲われたらどうしよう!と思い、そこから急に恐怖を感じてちょっと痺れた。あれ?まだまだこの道は終わらないよね…、いつもこの辺りなんだよね、猿がいるのは…と思うが、戻るわけにもいかない。

 公衆電話なんてもうない。ペットボトルを持ちながら歌を歌って気持ちを強く持って歩いた。泣きはしなかったけど、私は馬鹿だと反省しながら歩いた。(何も考えずただ進んで、怖くなったら弱気になる。歩き始めなければよかった。今更もう戻れない。)それじゃ駄目じゃないかと。
 
 それから更に20分、車で20分弱の道、思った以上に長くてあたりは闇の中、とにかく猿が怖かった。夜中に猿の集団が犬を襲って、犬は内蔵を食べられちゃって…という話を思い出して久々に怖いという感情を感じた。
 悲しいかな、パソコンを持って、書籍が入った重い荷物を持って歩く私。ちょっと走ったりして、気分を高めて進みつづける。

 もうあと少し、というところで一台の車が停まって、「乗ってください、この辺りは猿がでるから危ないですよ」と声をかけてくれた。女神様に思えた素敵な女性。小淵沢でカフェをしているという。
 感謝感激で、暗い道を抜け、国道にでた。セブンイレブンまで乗せていってもらった。そしてそこで無事に家へ電話した。
 
 早く帰りたくて歩いたはずが、思ったよりも遅くなったけれど、家についた。
 
 彼は裸足で帰って来る妻はどうかといいながら、私の居ぬ間に1人で楽しく作った砂肝の燻製とビールでもてなしてくれた。
 白州の夜の空気を思う存分味わったから、少し頭がすーっとした。
 
たちどまり ゆくもかえるも 闇のなか 

Dsc01830Dsc01832Dsc01836Dsc01843Dsc01846
Dsc01850

| | トラックバック (0)

車窓から

 電車の窓からの景色、緑がどんどん濃くなって来る。窓からみえた胡桃の木にはもう青い実がついているのに気がついて、すこしづつ気持ちが落ち着いてきた。
 小淵沢駅を降りたら、空気が澄んでいた。ちょっと痛かった頭と胸が楽になった。
 駅を降りて家に電話しても誰もいない。じゃ、待っているのもつまらないから、次の公衆電話までちょっと歩こうと歩き始めた。携帯電話の充電がなくなってしまったから、とりあえず公衆電話まで…。ちいさな夕方の散歩が始まった。

Dsc01828Dsc01824Dsc01820

| | トラックバック (0)

梅雨の晴れ間 芝浦散歩

 芝浦の弟の家に泊まる。いつもながら甥が可愛い。たった2週間くらいでもすっかり大きくなったような気がする。野菜のようにすくすく育つ。すやすや眠ってにこにこ笑う。

とはいえ、私は高層ビルの中の空気に具合がわるくなる。なんだか息苦しい。窓の外の景色が眩しい、海がプールみたいな色。散歩にでかけた。
 外は爽やかな空と風。太陽が強い。花が赤い。きらきらしている水に入って遊びたくなるけど、きっと怒られるんだろうなと、我慢する。ここに住む子供はこんなに暑い日にきらきら涼しげなこの水場に一歩も入らずばしゃばしゃと遊ばないなんて、なんて聞分けのいい子供たちなんだろう…。と思う。
子供には、怒られようがめげずにばしゃばしゃ遊んで欲しいんだけど。
 なんだかホームシックになる。はやく白州へ帰りたい。と思う。

Dsc01798Dsc01800Dsc01801Dsc01805Dsc01806Dsc01809Dsc01813Dsc01802Dsc01804

| | トラックバック (0)

自分の視点と自分の速度と弱点のこと。

 (視るということ)はどういうことなんだろう。見えたものは見えたのだからその人にとっては全部、真実なのかな。
 思うことはあやふや。考えることはあてにならない。瞬時に打ち消したり、いろんな角度っていうわからない視点で考えだしたらどんどんあやふやになってくる。確実に言えることなど無いように思えてくる。なのにずっと考えている。ずっとずっと頭の中を無意味な言葉と色がまわっている。ほぼ1日。寝ても夢をみて考えてどきっとする小さな発見をしている。あまりにも抽象的すぎるとそれは何も考えていないということか。野菜が育つことに抽象的なことは1つもない。具体的な具象の事実の積み重ねが育つということか。
 それでも強くそうだと思うこと。書くべきことは何か。

 私にとっては、そうあるべきということよりも、そうしたいという欲望だけが確実で生々しい真実に思える。(こうあるべき)というのは様々ありすぎて、私の本心は実はどっちだってどうだっていい。
 そうあるべきを遂行している人よりも、湧き出てくる欲望や情熱が溢れてきてその溢れ出すものと戦っている人に興味がある。
 (それは美しいかどうか)の一瞬の感覚が、私にとってはリアルなもの。それを見つけたい感じたい描きたいという欲望で生きている。自分を崩さずに書くことは辛い。動けない。
 (美しいものをみて胸が高まる感覚)それが私の書く行為の根なのだと思う。(美しいというのは決められたものでなく、感じるか感じないかその時によるけれど)

 ただただじっとしているのに、視ることすらできず、ずっとある1つのことを見続けている。ずっと同じものを。視ているというより感じようとしている。感じ続けている。飽きもせずに。これは強迫観念というのかな。

 私は、時間の流れと体のリズムが遅い。だから小さな頃から心の奥はいつも慌てていた。最近はもう慌てていない。できるだけ社会と適応しながらと心がけながらも、自分の速度を受け入れた。
 彼は私を皮肉も込めて(のんびりやの脱線屋さんのわすれんぼさん)と言う。
 瞬発力、構成力、記憶力に乏しいということだ。これが私の弱点。
 1年前、書く為に自分の弱点は知っておこうと思った。じっと落ち着いて目をこらして見続けて、ようやく嫌々ながらに心の底まで理解した私の弱点。
 
 大きすぎるいや致命的な弱点を抱えて…、書き続ける。(こんなこと皆に発表してどうするんだろ、私は誰に向かって書いているんだろう)

 野菜たちのようにたくましく強くまっすぐに育つの。大切なのは心。そして情熱。頑張ります。
 

| | トラックバック (0)

野菜続々…、ズッキーニ初収穫。

 雨と晴れとの繰り返しの梅雨がどんなにか恵み深い時間なのか。草花は潤ってすくすく伸びて、実がつき、熟し、それを食べる。野菜達は逞しく強い。着実である。全部ほんもの。それは特別なことでなくあたりまえのことで、それはとても生きている。ズッキーニの実を収穫した。葉でなく、根でなく、初めての実。これから葉、根にくわえて実がどんどん形作られ熟してゆく。
 夜食に初ズッキーニを食べる。まずはシンプルにソテー。熱々でも美味しい。ちょっと冷えたらもっと美味しい!甘みとコクが深くなる。何故?

Dsc01555Dsc01552Dsc01724

| | トラックバック (0)

野菜に恵まれた食卓。

 朝ご飯。朝の光は野菜にとても似合う。
 最近、精米したときにでた米ぬかで、ぬか床をつくってみた。カブと人参のお漬け物。まだまだ浅いが旨い。野菜があると生活に困らない。ということがわかった。


Dsc01702Dsc01706Dsc01705

| | トラックバック (0)

久々の休息

 梅雨の曇り空はムンとして生暖かくて、生きてる実感がする。久しぶりに1日の休息。諏訪に遊びにいった。湖の畔を歩いた。水辺は少し蒸している。鴨も散歩をしていた。夕方、白州の家に戻り、ビールを飲む。白州は涼しい。奄美大島のガジャマメを食べる。至福だと思う。


Dsc01710Dsc01709Dsc01716

| | トラックバック (0)

いつもの火曜日。いつものビール。

 午後から学校。青山へ。蒸し暑い街を歩く。時間もあるので、お昼ご飯をメキシコ料理屋で食べる。カウンターでひとり座って食べていたら目の前にはバーボンやらテキーラやら…ビールが飲みたくなるけれど、さすがに昼間からゼミの前に飲むなんてことはありえない。
 放課後?に、S女史と新宿で生ビールを飲む。梅雨の生モルツは格別旨い!S女史の今後の作家活動の活躍の兆しを聞きながら、いやいや…話は心の旅の話へと広がり、夢と希望とオリーブとサラミを肴に生ビールを飲んで、終電で小淵沢へと向かった。

Dsc01703

| | トラックバック (0)

午前6時、まだ水の精が過ごす時間。尾白川へ行く。

 午前6時。尾白川へ。川の流れは清らかで、動植物たちがのびのびと朝の光を浴びている。朝の散歩は、脳の奥まで森の空気が届くような気がする。とても気持ちがいい。梅雨の合間の湿度のない爽やかな朝に尾白川に行くことができてよかった。

Dsc01688Dsc01700Dsc01686

| | トラックバック (0)

尾白川へ下見

 夕方、尾白川渓谷へ行く。1ヶ月前よりも葉っぱの色は濃くなり、陽も長くなっている。
川の音を聞いていると、泣きたくなる。か、はしゃぎたくなる。か、のどちらかである。美しいものに対しては、人は弱いと思う。

Dsc01674Dsc01675Dsc01676Dsc01679Dsc01682
Dsc01677

| | トラックバック (0)

燻製をしてみる。

 朝起きたら、一斗缶の燻製ボックスが出来上がっていた。素晴らしい出来に素直に驚いた。夕方、桜のチップでチーズとベーコンを燻製してみる。最初部屋の中に置いていたら部屋が燻製の香りになった。この香りでウイスキーが飲めそうだと思った。ベランダに移動して4時間くらい。
 夜も更けて、燻製が完成した。ちょっと味見を。のつもりが美味しいので、ウイスキーも飲み、小さな食後のお酒の時間になった。
 燻製はすごい。ベーコンの細胞の内部まで甘みのあるスモーキーさがしみ込んでふっくらしてした味わいだった。これは素晴らしい趣味ができた。と喜んでいる。次は何を燻製にしてみよう。豆腐、干物、ゆで卵…。?。

Dsc01657Dsc01663Dsc01667Dsc01668Dsc01669