今日も小松菜で。

 久々の快晴。暑いけれど、青い空がとても嬉しい。
 小松菜に加えて、今日はカブをちょっと抜いてみた。ちっちゃくて可愛いカブが出てきた。まだまだだけど、抜いたから持って帰る。スティックシュンギクはいい調子。初収穫。
 お昼ご飯。小松菜とベーコンのオムレツ。ベーコンと小松菜を炒める。アローカナの卵にみりんと醤油をちょといれてかき混ぜて、じゃあっとフライパンに流し入れ、ふわっとしたら出来上がり。美味。
卵を溶いているとき味見をしていて気がついた。私の好きなお蕎麦屋さんの卵焼き、あれは美味しいみりんの味わいだったんだ!と。
 そして小さな小さなカブはお味噌汁に。茎も葉も全部いれて、煮干しだしの麦味噌で戴く。ちっちゃすぎるカブを食べる。うううう、うまい。小さいのに私の体中を突き抜けた。強い味と甘み。
 そしてスティックシュンギク。軽く茹でておひたしにした。何もつけずに食べて、その爆発的な香りと味わいに言葉通り目を丸くした。
 野菜の味はとても幅広い。驚きがいっぱいある。これはこうやって食べたいああやって食べたい…ねと想像が膨らみながらの昼食だった。あっという間に2時。今日は午後から小学校へ打ち合わせへ行く。
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今日も小松菜を。小松菜リゾット。

 うちのお昼休み時間は長い。彼は12時から2時まではお昼休み。朝から畑へ行き、昼は家で休んで、2時から畑へ行く。日が暮れる頃に帰って来る。
 うちの昼ご飯は、ちょっとボリュームのある洋食が多い。とても健康的な時間。お腹がすいている時はしっかり食べる。出来るだけ美味しい物を食べれたら幸せだと思う。
 今日のお昼も小松菜をどうやって美味しく戴こうかと考えた。いつもながら今あるもので、トマトと小松菜とベーコンのリゾットができた。小さく刻んだニンニクと小松菜とベーコンと生米を炒めて、コンソメスープとトマトを入れて煮込む。お米がちょっと固いけど食べたらぷちっとする状態くらいになったら、火を止めて、出来上がり。
 食べるということは面白い。生きとし生けるものを食べるという野蛮な行為にときめくのは、自分が動物である証なんだと思う。より美味しく感じるように工夫する欲望は、自分が人間である証かな。いつもそんな無駄なことをあれこれ考えながら、お腹が一杯になって眠くなる。少しお昼寝をして、そして午後にでかける。
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ジャガイモの花も大根も。

 よく育っているジャガイモの葉。その中に紫色の花のつぼみをみつけた!とても可愛い。きっと今週末にはあちこちにジャガイモの花が咲いているんだろう。濃緑の葉の上に花が咲いた時、空は青空であって欲しい。そんなことを思いながらジャガイモを眺める。
 馬鈴薯の花咲き団扇売来る 塩谷鵜平
 大根の葉も大根らしい。紫蘇の芽もでた。ミョウガの芽も伸びた。ズッキーニも元気。発見がいっぱいで目がくるくるする。パワーが漲る地面はしっとりとしていてとても優しい。

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小松菜ウィークです。

 今日も小松菜をいっぱい収穫。雨空のような曇り空時々晴れ、の日。土もしっとしている。3日前より立派になった小松菜が不織布シートからはみ出そうな勢い。そしてミニチンゲンサイも間引き程度に収穫。ちょっと小さいミニチンゲンサイは、一口サイズの初収穫。今夜のメインは小松菜とチンゲンサイ。
 昨日も今日も小松菜をたくさん食べる。今夜はお味噌汁に。煮干しだしの麦味噌に味の濃いしゃきっとした小松菜はよくあう。小松菜のだしもしっかりでていて、味噌が沈んだ静かな透明の汁が甘い。
 鶏肉と椎茸と小松菜を土鍋で煮る。椎茸は家の中でもにょきにょき伸びている。かなり可愛がっている。夕食はなんでもあるものを食べるが基本。この時期はハウスの中で育てる完熟トマトも、しゃきしゃきの長芋の刺身も地元生まれ。地産地消。ご飯は自家製のオーガニックEMコシヒカリ。これからどんどん自分で作った野菜が増えてくる。味わう喜びが溢れる。野菜を待っている皆さんにもようやくお送りできる。
 雨も晴れも野菜をぐんぐん生長させる。楽しみでたまらない。
 それにしても、小松菜はどんどん育つ。当分はこの小松菜を堪能する。困るな小松菜ウィークです。

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びっくりしたよ。初収穫!

 夕方から畑へ行く。ここ何日と恵みの雨が続いていたから、雑草も青々と伸びている。
え?小松菜がもう出来ている!びっくりしておもわず声をあげた。え?ええ〜!
 突然の記念すべき初収穫にどきどきしてしまった。小松菜がもう食べれるように育っていた。一体いつの間に?
 小松菜の味に感激した。瑞々しくて葉っぱまで苦くなくて驚いた。
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ついに、お田植え。

 ついに、お田植えの日。こちらの農家のみなさんは田植えを呼び捨てにはしない。「お田植え」なのである。農家にとって大事な日。お赤飯を炊いて今日はお田植えですって近所に配ったりする。
 朝から、田にでかける。ぬるい泥が太陽に光っている。Nさん、S子さん、Iさん、Mさん、T君、K子さんと私。総勢7名。
 お昼は、御馳走。田んぼの側の胡桃の木の下で皆で食べる。お赤飯と豪華なおかずのお弁当。一人前に働いてない私も、お昼ご飯は一人前をちゃんと頂く。

 それにしても、S子さんとIさんの働きっぷりは驚異的。私より50以上も年上とは思えない、いや、私もあと50年生きたら、あんな風に炎天下の下の泥の中で丸一日腰をかがめて苗を植え続けられるのだろうか…。朝から夕方までずっと田植えをして、その後は自分の畑の仕事に行ったというIさん…。翌日は朝から太巻きを作りに行くとかで。筋肉痛という言葉はないのだろう。話を聞くと、Iさんの家には冬ストーブがないのだという。動き続けているから冬も寒くないのだという。朝は4時に起きる。座らない。休まない。…。働き続ける。生まれて一度も医者に行ったことがないという。
 あと50年生きても、怠け者の私はその境地にまでいくことはできないと思った…。

 
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私は、丸一日、田の横を流れる水路で育苗箱を洗っていた。古くから使っているという稲の苗を育てるその箱の底に、文字が書いてあったのを見つけた。どきっとした。

貧乏はいや

この箱を洗いながら誰かがふと書いたのか…。冗談?ともいえぬ心情。いつだったか昔に読んだこの辺りの民謡「馬八節」の一節の雰囲気を突然思い出した。 

「田の草取りに 頼まれて 
 行くもいや 行かぬも義理の悪さよ
田の草取らば ねつく取れ 
 秋作が 当れば銀のかんざし…
器量よく生まれりゃ 人の徳 
 お村でも 大高持ちに好かれる…」
   『日本民謡集』(岩波文庫)馬八節より

秋作とは稲のこと。あたれば銀のかんざし…か。
昔の農村に流れる心情が育苗箱の文字と重なってなんだか胸にしみた。生きるリアルがここにある…。

晴れたお田植えの日。なんだかしみた。そんな一日でした。お昼ご飯もお茶の時間も美味しかった。K子さん、いつもながら御馳走さまでした。

育苗箱の底の文字、見えるかな。田の畦にのびるが生えていた。味噌をつけて食べると美味しい。

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スティックセニョールを植えた。

 今日は曇り。昨日の晴れた暑い午後を忘れてしまいそうな、曇り空。午後から雨だというから、乾いた土がちょうどいいタイミングで潤う。スティックセニョールを畑に定植。ひっくり返った苗たちは随分元気になっていた。ひ弱だったミニキャベツとミニカリフラワーの苗も畑で元気に育っていて安心した。不織布をかぶせている苗は更に元気だった。不織布…、温度も湿気も丁度よく、虫も防げるから重宝する。

 畑には山鳩のカップルがいる。仲がいい。しっかり愛を育ててるんだね、とやけに羨ましそうに言った私に、彼が苦笑していた。山鳩も雉もウズラも変わらずちゃんとそばにいる。彼らの声が聞こえると安心する。

 曇り空の雨を待つ日も、なかなかいいなと思った。
 K子さんに烏骨鶏の卵とアローカナの卵をもらった。
 桑の実がちょっと赤くなっているのを見つけた。
 拾った桐の花を水にさした。

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農園も農園らしくなってきた。

 毎日、空いた時間でちょこちょこと野菜を植えたり草を刈ったりしている。野菜の葉はすくすく伸びて見ていて気持ちがいい。辺りはすっかり農園らしくなった。何を植えたか忘れてしまいそう。
数えたら26種類。今年は野菜いっぱいの夏が来る!

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苗が倒れてるよ、どうしましょ。

 台風も過ぎ去った、風も空も透き通るような晴れた朝、畑にでかける。
 驚いた。テント内で育てていた苗の机がひっくり返っていた。せっかく育った苗がぐちゃり。一ヶ月前の強風でテントが飛んで何もかも無くなったときのことを思い出した。とにかく苗たちを救出しなくては。と落ちた苗をポットに植えなおす。が、苗ははやり元気が無い。そりゃ当然だ。
 ちょっと早いけど、もう畑に植えることにした。
 ミニキャベツとミニカリフラワーのひ弱な苗たちを太陽の降り注ぐ畑に植えていく。頑張れ〜、と声援を送っても野菜には届くのか。うちの畑の野菜たちはスパルタ教育を受けているよう。化学的な薬もやらずに、自らの力で生きろ!って感じの方針は、少しかわいそうですが。水と光とオーガニックな豊かな土に育まれて立派に育ってくれるはず。植えたばかりの小さな苗が大地で風にゆらゆら吹かれている。ちょっと気持ち良さそうだから、これから頑張れるかな。
 虫や病気からまもるため、不織布をかぶせておく。虫がつかないように。若い頃には、これは大切です。心配しながらミニキャベツとミニカリフラワーの成長を見守っていこう。


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雨のおかげで土もしっとり。野菜が元気に。

 夕方、精米をしに近くのコイン精米機へ行く。じゃーっと玄米を入れて白米にする。100円。安い。
 その足で畑へ行く。久しぶりの畑は驚くことの宝箱のよう。徒長気味で心配だった苗たちはすっかり元気になっていた。ミニキャベツは二葉から本葉がでてきた。茄子の芽も伸びた。ジャガイモの葉がぐんぐん伸びていた。ニラもちょっと元気になって根付いている様子。火曜の恵みの雨のお陰かな。土はまだ少し湿っていてとてもいい。少し安心した。

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芽が出た!(やっと茄子)

まだでない、まだでない…と心配していた茄子の芽がでてきた。ひと安心。
草木も伸びれば虫も息づく。まだやわらかいトマトなどの葉にちいさな虫がついている。
無農薬栽培、ここからが知恵と心と忍耐が必要となる。


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ちょっと心配をしながら見守る。

 晴れた日が続き、土が乾いている。外にだした苗はお日様にあたりすぎたか、水が足りないのかしおれ気味。
心配なことが増えてきた。①ニラ、とても元気が無い ②苗は徒長気味 ひょろひょろしている。特にルバーブ。苗はまたハウスに戻し、たっぷり水をやり、弱っているから病気にならないようにと、EM活性液をかけた。
☆EM活性液:有効微生物(ビフィズス菌や納豆菌などの自然界の微生物)を培養した液体のこと。
畑の土が乾いている。恵みの雨を待つ。

ズッキーニには虫がつかないように、シートをかけた。


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ズッキーニを畑に植える。頑張れズッキーニ!

 ズッキーニの苗がすっかり大きくなったので、畑に植えることにした。とは言っても、徒長気味のひょろ長い苗、かなり心配だけど思い切って畑に植えることにした。
 花が咲く頃になったら追肥をするとのこと。まだまだ花が咲くのは先のことかな。しっかり根付いて大きくなってくれることを祈りながら、苗を植えて、水をかけた。
 苗の徒長の原因は、光。すこし暗いところで育てすぎたから、光を求めてひたすらに伸びてしまい、細く伸びた苗になってしまった。水と光と温度。それぞれの時期にそれぞれ苗のお好みの光、水、温度を用意する。それはやっぱり必要だったんだ。と実感している。

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とにかく…種をまく

 脚本を書きながらも、ちょっと息抜きということで、また畑にでかける。今の時期に蒔かなくてはいけない野菜がいっぱいある。締め切りも季節も待ってくれない。私はただひたすら追われる身。いつか余裕のスケジューリングで余裕の創作、余裕の農耕をしたい。そんな時はくるのか? 
 …とにかく、種を蒔く。今日は小松菜とチンゲンサイを蒔く。相棒の種まきごんべいがごろごろごろと種をまいていく。「手で蒔いた方がはやいんじゃないの?」とは言ってはいけない。ごんべいのプライドを傷つけてはいけないのだ。

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今日もまた、種を蒔く。苗を植える。

夕方、スティックセニョール、オクラの種を植える。二粒づつ、丁寧に蒔いていく。少しずつ慣れてきた。そして、ネギの苗を植える。今年はネギいっぱい食べれるなあ。しっかり根付きますように。


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芽が出た!(ジャガイモ、大根)

 畑に植えたじゃがいもが、ばりばりと土を押し上げて芽をだしていた。すごい力だ、とても頼もしい。ネギもしっかり根付いて花が咲きそうな様子。大根の芽も出てきた。嬉しい!

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ルバーブジャムの季節到来。

 白州に帰ってきた。2日いないと景色は違う。草も伸び、緑も濃くなり、田んぼは水が張られだしている。今日は、今年初のルバーブジャムづくりをする。
 多年草のハーブ、ルバーブ。つい最近春が来て芽を出したと思ったら、もうすっかり立派な茎が生えている、つくづく自然はしっかりと生きている。ずるしない。休まない。着実に進んでいく。
 ルバーブを3センチ程に切り、グラニュー糖をかけて少しおいておく。そしてワインをいれて煮詰める。甘酸っぱくて、香りがよくて、私はルバーブジャムが一番好き。これから秋までルバーブジャムの季節が続く。


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コンクリートの合間の土の上で

 ファブリス氏の提案から始まったアートで街を野菜畑にするプロジェクト。プロジェクトの主宰でもあるW氏に畑を案内してもらう。ちょと空き地になっている神宮前3丁目の畑には野菜の苗がぽちょんぽちょんと植えられていてとてもキュート。ファブリス氏のつくったかかしもキュート。
 企画の種がいっぱい詰まっているW氏の話はとても面白かった。彼はシードバンクのような人。人と人をつなげる種を心にいっぱい持っている。この空き地の畑を中心に街のあちらこちらに野菜の苗が植えられている。夏になるころには、トマトやキュウリがカラフルに街を彩ってくれるのかな。雨上がりのコンクリートの合間の土がエネルギーを発散し輝いていた。


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農とアートの境界線

 ファブリスイーベル氏にお目にかかるために神宮前のワタリウム美術館へ急ぐ。ファブリス氏はパリ在住のアーティスト。地下鉄をでると雨が降っていた。少し雨に濡れて美術館へ着いた。講演は終わっていたが、自己紹介と少しだけお話をすることができた。通訳を介して話すというのはなかなか心をダイレクトに交換できないなと思っているうちに、彼はフランスへ向けて帰る時間が来てしまった。いつかうちの畑にも遊びにきてください。といい、彼はまた5月に日本に来るからその時に行けたらいいねなど話してくれた。5月はシャネル社のお招きでくるそうだ。農業とアートの境界線を大きなステージで表現している彼にお目にかかれてよかった。シャイで真摯な印象を受けた。

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みんなの野菜育てるプロジェクトはじめました。

 土地は地球の一部。だれのものとか所有があるのは未だよく理解できない。だから畑にはできるだけみんなが集まってそれぞれに好きな野菜をつくれたらいいなと思う。今日はG先輩夫婦がやってきて、畑に野菜をうえた。G先輩と奥さんのSちゃんは去年1日中田んぼへ牛糞まきを手伝ってくれた、懲りずに今年も白州へ来てくれた。
 好きな野菜の苗を買いにいって、G&Sファームづくりがはじまった。鶏糞をまいて石灰をまいて土をつくり、畝をつくって、苗を植える。二人仲睦まじく苗や種を植えていく…。
 二人が植えた野菜は、トマト、ズッキーニ、パプリカ、茄子、かぼちゃ、ほうれん草…。
 夕方から、畑でBBQ。Sちゃんが私の天婦羅のファンだと言うので、ウドや椎茸、そこで抜いたよもぎなどを天婦羅にした。そして、七輪で炭をおこして肉やら野菜やらを食べる。ご飯も炊く。外で皆で食べると、本当に美味しい。はやく畑で採れた野菜を食べる日がくると幸せだね…などと話しながら夜が更けていった。
 

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ミニ大根の種を蒔く。

 ちょっとの時間でさっさと種をまく。種を蒔けば未来には実がなる。蒔かなきゃ始まらない。これが農業の基本。たった30分程の時間で、ほいほいほいと種を蒔いた。
 畝の上に15センチ間隔で丸く軽く窪みをつくり(空き缶の裏やら木槌やらで軽く押す)そこにミニ大根の種を3粒づつおく、「いや、2粒にしよう」と途中から彼が言う、1粒づつ回収し2粒づつにして、軽く土をかけ、そして水をかける。かぶせる土はこれくらいで大丈夫か、芽が出るかといつも不安になりながら神経質に土をかける。彼が「大丈夫。種は強い」って言った。(彼は野菜に対しても過保護じゃない、野菜に全て任せているような感じである。)そう言われても芽が出るまではいつもどきどきする。明日雨が降るといいなと思いながらちょっと乾いた土を眺めていた。

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芽が出た!(ミニカリフラワー、ミニキャベツ、ズッキーニ)

 今日は朝から椎茸畑へ行き。午後は家で仕事。夕方から私たちの畑へと自転車で出掛けた。復元した基地はちゃんとその場所にあった。彼が頑丈な杭を買ってきてしっかりと補強したから一安心である。
 植えたじゃがいもも無事に埋まったままだった。すべての無事にほっとした。
 そして嬉しい発見。先週、蒔いたミニカリフラワーとズッキーニとミニキャベツの種の芽が出ている。ちいさなちいさな芽の誕生に心が躍る。親馬鹿のようにいろんな角度から愛しい「芽」の写真を撮った。夕方の甲斐駒ケ岳が桜色だった。日々、草木が伸びる。この春のエネルギーを感じるとなんだか飛びたくなってしまう。
 
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基地もこまめも吹っ飛んだ。

 朝、携帯電話に着信有り。私たちの畑の隣のおじさんから。留守電に「おたくの畑のテントが風で舞っていますよ」とのこと。朝から独りで畑へ行ってみると、予想以上の大崩壊…。基地は吹っ飛んでいた。パイプにチェーンでくくりつけていた耕耘機「こまめ」も一緒に吹っ飛んでいた。確かに夜は風がとても強かった。しばし呆然。
 独りでせっせこ片付けた。薮の中にふっとんだテントのパイプに宙ぶらりんにぶらさがっている「こまめ」をどう救出するか…、体中の筋肉をつかって小さい割に重い「こまめ」を持ち上げた。
 こまめを救出したところで、彼がやってきた。一緒にテントを持ち上げて運び、風の通り道でない新しい場所に基地を移転した。こまめも一晩宙ぶらりんであったにも関わらずちゃんとエンジンがかかった。一件落着。だが、風の力を思い知った一件であった。

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ミョウガを植える。(多年草)

多年草だから、末永くお付き合いできる場所に植える。ミョウガは直射日光よりやや日陰を好むらしい。今、芽吹いたばかりの木が夏は木陰をつくってくれるいい場所を選んだ。どうぞ、しっかり根付いてください。

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ネギの苗を植える。

畝をちょっと高くして、ネギの苗を寄りかからせるように並べていく。ちゃんと根付いたら寄りかかっていたネギが自力で立っていくのだと。根を張ったら自立するのか、ネギは。

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