小説、シナリオ、

2008年12月 9日 (火)

久々にシナリオのこと。

 青山のシナリオの学校へ行く。久々に自分の書いていったシナリオを皆の前で読む。息が切れてきて声が震えたけれど、読み終えて、書いてきて読んでよかった、と素直に思った。こう思えたのは初めてで自分でも驚いた。今更ながら、自分の世界のものを体の外に出す時の「怯え」と「自信」の混沌というかそのドキドキが快感だと思った。これを何度も重ねて自分の中と外が繋がってお話がちゃんと歩いていけるようになるのかな、と思う。今年は悩んで悩んでまったく書き進められなかった弱気の一年だった。けれど年末にほんのちょっと光を感じた。
 気持ちだけじゃだめだ、筆力、技術、客観性、教養…と焦り悩み、それでも進めないのに書くことへ執着している自分を笑ったり情けないと思ったりでどうしようもなかった。読むべき本がいっぱいあり、到達すべき技術がどこまでもあることを知り、「書きたいじゃなく何を書けるかでしょ」とそう言われたり思ったりしながら、時間がどんどん過ぎて焦っていた。
 先日、敬愛するT氏から、心も頭も破裂しそうで具体が悪くなった時に言われた言葉で、私はリセットできた。とってもシンプルな言葉だけど、大切にしようと思った。
「大切なのは情熱です。書きたい、という気持ちがあるならば、頑張りなさい。」
…なんてことない単純なことだけど、これを声に出すと、力がでる。

 クラスメイトと表参道を歩き、その後ぶらぶらとまたひとりで歩き食事をする。どこもかしこもクリスマス、ひろえない宝石があちこちに散らばっているという感じ。
 
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夜は芝浦の弟の家に泊まる。雨にぼやけた街の夜景もどことなくクリスマス風情。弟ファミリーも皆元気、7ケ月の甥はやっぱり可愛い。妹もやっぱり可愛い。幸せな弟のメタボな顔を見て姉は笑った。
いつも厚かましくやってきてすこぶる無礼な姉と言われながら、あたたかい新婚夫婦の空間にまたお邪魔しようと思っている。
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2008年6月17日 (火)

いつもの火曜日。いつものビール。

 午後から学校。青山へ。蒸し暑い街を歩く。時間もあるので、お昼ご飯をメキシコ料理屋で食べる。カウンターでひとり座って食べていたら目の前にはバーボンやらテキーラやら…ビールが飲みたくなるけれど、さすがに昼間からゼミの前に飲むなんてことはありえない。
 放課後?に、シナリオ仲間のS女史と新宿で生ビールを飲む。梅雨の生モルツは格別旨い!S女史の今後の作家活動の活躍の兆しを聞きながら、いやいや…話は心の旅の話へと広がり、夢と希望とオリーブとサラミを肴に生ビールを飲んで、終電で小淵沢へと向かった。

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2008年5月 8日 (木)

シナリオ書き終え、脱力。

 午前0時、脚本を仕上げた。真夜中のコンビニに原稿を出しにいく。ちゃんと9日までに着きますか?と幾度も確認して、宅急便で原稿を奈良へ送る。精根尽きたように眠りたい、が軽い興奮状態が続き、なかなか寝付けない。
 今回は1ヶ月前から内容を練っていたが、直前で大幅に構成とストーリーを変えた。奈良の伝統野菜「大和野菜」をモチーフに描いたラブストーリーを書いた。とにかく今は書き上げた達成感を味わう。嬉しかったから、スイカを買った。夜中にスイカを食べる。
 もっと盛り込みたいことや練り直したいこともいっぱいあったが筆力不足であった。修行あるのみ。頭は次に切り替えて、また6月のコンクールに挑戦しようと気持ちを高める。芽が出なくても、種を蒔かないことには、花も咲かないし実もできない。
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2008年4月 6日 (日)

「SEMPO」観劇

ナチスに追われたユダヤの人達にビザを発給し6000人の命を救った杉原千畝を主人公にしたミュージカル「SEMPO」を観に行く。シナリオセンター同期(とはいえ大先輩!)の大谷美智浩氏が演出脚色を手掛けるということで、シナリオセンターの同期仲間E氏,T氏,F氏,S女史,T女史,U女史,N氏の7名と新国立劇場で待ち合わせ。吉川晃司がミュージカルの主演!?と話題を呼んだ「SEMPO」、見終わった時にはすっかり吉川晃司の千畝に惹かれていた。何か完璧でなくだからこそ心を惹かれる役者だなあと思った。歌もしみた。すっかりファンになった。戦争という究極に個人が否定される環境下で、葛藤の末にも気持ちある個人としての自分自身を貫いた杉原千畝の強さを知ると、人は何でもできる、何でもしなくちゃいけないと勇気がでる。
 観劇後、まだ明るい夕のうちから新宿で飲み始める。いつもの勢いで「シナリオ談義」。ここは原島クラス授業中か!話も熱いが飲むのも熱く、すっかりいい気分でまだ明るい空を嬉しく思う。しばらくして大谷氏登場。大谷氏が加わり9名で飲み続ける。そろそろ二軒目です。大谷氏奥様も合流。場所を変えても私はかたくなに生ビール。お酒も話も途切れることなく、またもや熱い熱い「シナリオ談義」発展「何でも談義」…は続いた。隣のS女史とは永久に続きそうな「何でも談義」に花を咲かせた。いつものことだけど。
 大谷氏はこれからしばらく公演が続くのか。あの緊張感のある本番を毎回迎えるって…舞台って凄いなあとつくづく思った。

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